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リウマチと歯科治療その2
2021年9月、このブログで治療したリウマチ患者さんの続報です
上の写真は治療がひと段落した2022年5月のものです。下は初診時2021年3月の写真です。リウマチの症状は、以前のようなひどい痛みもなくCRPは2、79から0、02まで下がったものの、1〜2くらいで変化を繰り返し薬の効きもイマイチで、症状も良くなったり悪くなったりでした。
そこで以前より気になっていた写真の矢印の歯 この歯の根の先に黒い病気があるのですが、長く太い金属の土台が入っているので、治療のために歯が割れる恐れがあったので外すのをためらっていました。でも患者さんの症状の繰り返しを見ていて、今年(2023年)の3月に、根管治療を始めました。3枚目が根管充填後です。そして3ヶ月後にはCRP1、8が0,015まで下がり、走ることができるようになったと喜んでいました。
歯性病巣感染:歯の周りの炎症から様々な細菌などが血液中に入り込んで身体中を駆け巡り、心筋梗塞や脳溢血、糖尿病やリウマチの悪化などいろんな悪さが起こります。この場合も、この歯の根の先の病巣が悪さをしていたわけですね。リウマチで薬の効きが悪いとかCRP値が下がらないといった方は一度歯科受診をしてお口のチェックを受けてみませんか?