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歯周病菌の悪事を暴く!!

これはCGで描かれた人の心臓です。この心臓に起こる心筋梗塞(アテローム性動脈硬化)で、歯周病菌がいかに悪さをしているか?サンスター財団のHP、教育啓発コンテンツでアップされている動画を見ると理解していただけると思います

https://www.sunstar-foundation.org/education/about/?fbclid=IwAR0hJe_wrTYrAD5PnEpLrjuwoGUWX5Px2kE9BnE8TqBquBppXlUAGPCjlZE

上記のURLをクリックしてみてください。うまくいかない場合は、サンスター財団を検索してHPから教育啓発コンテンツをクリックすると動画が見られます。またFBをやられている方は、FBの森下歯科からも見る事ができます。

歯周ポケット内には多数の歯周病菌が住み着いています。半年以上歯科医院にかからないでいると歯周病が進んでしまい歯肉からの出血部位も増え、その傷口から歯周病菌が入り込み血管内に侵入し体内を巡る様になります。その過程で色々悪さをして、ついには心臓の周囲にある血管が詰まってしまい心筋梗塞を起こしてしまうのです。

「歯周病と糖尿病はコインの裏表の関係」これは愛媛県の松山市で糖尿病専門クリニックを開業されている西田亙先生から教えていただいた言葉ですが、歯周病が良くなると糖尿病が良くなり、糖尿病が良くなると歯周病も良くなるという事なんです。

先程と同じ様に 歯周病菌が血管内に侵入してしまうと色々な過程を経てインシュリン受容体のスイッチを切ってしまい受容体はインシュリンを受ける事ができず、血糖を処理する事が出来なくなり血糖値の上昇を招いてしまいます。逆に糖尿病は炎症の治癒を妨げたり、感染しやすい体を作ってしまうので歯周病も悪化してしまいます。

これは以前にも出てきた歯周病菌の親玉「ジンジバリス菌」で、新型コロナウイルス感染にはこの菌のタンパク溶解酵素「ジンジパイン」が感染を誘導すると書きましたが、今回はこの菌を始め多種類の歯周病菌がアテローム性動脈硬化症や糖尿病を悪化させることを書かせていただきました。まあ、私の解説よりサンスター財団のHPからの動画を見ていただければより理解が進むと思います。症状がないから歯医者にはいかなくても大丈夫と思わず、ぜひ3ヶ月の一度の歯科医院でのお手入れを心がけてください。